正直じいさんの株で大判小判|企業 証券市場新聞

 31日の東京市場は続落、日経平均は34円安でした。為替が1ドル110円台半ばと円高水準で推移したことや日米政局に対する警戒感も上値の買いを手控えさせたようです。東芝の東証2部への指定変更や日経平均採用銘柄の入れ替えに伴う売買があったことで、東証1部の売買代金は概算で2兆9000億円に膨らみましたが、方向感に乏しい展開でした。
 主要企業の1Q決算はおおむね好調ながら、いまひとつ反応は良くありません。日立や日本ゼオンは市場の期待値を上回ったとして大幅高に買われましたが、三菱重工など減益銘柄はもちろん、ファナックなどは上方修正ながら期待値を下回ったとして売られています。前日まで株価が上昇していたこともありますが、好業績でも材料出尽くし感から売られるケースが目立っており、全般として整理売りが出ているイメージでした。
日経平均は1万9900円を割る場面もあり、新興市場もジャスダック、マザーズとも反落しており、きょうは月替わりで新規の買いが入ってくるかどうかを見極めたいところです。銘柄個々には決算発表後の反応を確認してからにするべきでしょう。
ピックアップ銘柄ではゼンリン(9474)決算発表に伴う整理売りが一巡し急反発しました。ミロク情報(9928)は引け後に発表した1Q決算は25%営業増益で順調な進捗になりましたが、株価の反応を見極めです。スクエニHD(9684)は4日に決算発表を控え様子見となりました。
花咲 翁

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