3日午前の東京市場は反落、日経平均は76円安です。NYダウは連日で最高値を更新したものの、米テクノロジー株下落を受け、半導体関連を中心に輸出株が軟調に推移し、指数の重石になりました。安倍改造内閣についても特に材料視されず、前場段階の東証1部売買代金は概算で1兆600億円にとどまっています。
決算への反応については内容が良くサプライズがあれば買われますが、当面の材料出尽くし感から急落する銘柄が目立つ状況も変わりはありません。任天堂(7974)や東エレク(8035)をはじめグロース系銘柄は当面の下値を確認できていないようで反落しました。ピックアップ銘柄のゼンリン(9474)やミロク情報(9928)、スクエニHD(9684)も小動きです。
ただし、好業績銘柄にはいずれ押し目買いが入るでしょう。第2四半期以降一段の収益拡大が期待できる銘柄を選別しながら、今しばらく買いのタイミングを待ちたいと考えています。
花咲 翁
証券市場新聞 https://marketpress.jp/