正直じいさんの株で大判小判|企業 証券市場新聞

 7日の東京市場は3日ぶりに反発、日経平均は103円高で2万円大台を回復しました。米雇用統計の結果を受け、米長期金利が上昇、円高が一服したことで、自動車を中心にした輸出株や金融株が買われています。ただし、木曜日のSQについて波乱はないと見られていますが、東証1部の売買代金は概算で2兆300億円にとどまっており、上値の買いは手控えられました。
 通期業績予想を上方修正したトヨタ(7203)が反発し、売買代金上位銘柄の大半がプラスとなるなど動きは決して悪くはありません。好決算を発表しても出尽くし感から急落する銘柄が散見される状況は続いていますが、業績予想にサプライズのあった安川電機(6506)やホシデン(6804)が上値を追うなど、決算発表を機に引き続き買われる銘柄も増えています。
 引け後の決算発表を先取りするかたちでソフトバンクG(9984)の1Qについては5割営業増益ながら、最終利益は9割減益でした。最終減益は前年同期にアリババ株の一部売却益を計上していたことで、すでに株価に織り込まれているはずで、大幅な営業増益が評価されると考えられますが、きょうはソフトバンク株への反応で市場のモメンタムを推し量ることができるかもしれません。
ただ、どのような反応になるかは別にして、第2四半期以降一段の収益拡大、あるいは本格的な収益拡大が期待できる銘柄を狙っていくのが基本スタンスです。前述の安川電機やホシデンなどに加え、ゼンリン(9474)や富士通(6702)、スクウェア・エニックスHD(9684)
もその候補と見ています。 
花咲 翁

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