正直じいさんの株で大判小判|企業 証券市場新聞

 8日の東京市場は反落、日経平均は59円安で2日ぶりに2万円を割り込んで引けました。米利上げに対する慎重な見方から円が強含み、産油国会合の結果発表を前に原油相場も神経質な値動きになるなど、外部環境に不透明感が漂い始めたことで、高値圏にあった銘柄に利益確定売りが出ています。ただ、下値を売り込むわけではなく、狭いレンジでの小浮動が続きました。
 1Q好調で通期予想を上方修正した日本製鋼所(5631)が大幅高に買われるなど、決算への反応は悪くありません。一方で、好決算でも出尽くし感から急落する銘柄も散見されましたが、1Q5割営業増益ながら最終9割減益だったソフトバンクG(9984)は売り買い交錯で小幅反落でした。この点で、市場の反応は妥当と言えるのではないでしょうか。
第2四半期以降一段の収益拡大、あるいは本格的な収益拡大が期待できる銘柄を狙っていくのが基本スタンスに変わりはありません。ただし、最高値更新中のNYダウの変調や投機筋の円売りポジション巻き戻しによる円高懸念がくすぶり、主要企業の決算がほぼ一巡したことで、好業績による指数サポート効果も薄れていきます。
当面は日経平均の保ち合いゾーン下限1万9800円をメドに、買いのタイミングを計りたいと考えています。安川電機(6506)やホシデン(6804)、ゼンリン(9474)、富士通(6702)、スクウェア・エニックスHD(9684)のピックアップ銘柄に変更はありませんが、あくまで打診買いです。 
花咲 翁

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