正直じいさんの株で大判小判|企業 証券市場新聞

9日の東京市場は大幅続落、日経平均は257円安でした。北朝鮮情勢を巡る地政学リスクの高まりを受け、NY株が反落、円が強含んだことで売りが優勢になりました。寄り付きは70円安程度でしたが、先物主導で下げ幅を広げ、一時335円安までありました。引けに書けやや戻しましたが、戻りは限定的で約2カ月半ぶりの安値水準で引けています。東証1部の売買代金は概算で2兆7000億円に膨らみました。
 主要企業の決算一巡で好業績による指数サポート効果が薄れてきたタイミングを狙った売り仕掛けが入ったと見ていますが、東証1部の8割あまりの銘柄が下落するほぼ全面安商状で、日経平均はここ2カ月余り続いてきたボックス相場の下限を割り込んでいます。下値への警戒を強めざるを得ず、前日の逆行高銘柄のなかで打診買いを推奨した安川電機(6506)を含め、きょうの前場は様子を見極めたいと思います。
第2四半期以降一段の収益拡大、あるいは本格的な収益拡大が期待できる銘柄を狙う基本スタンスに変わりはありません。ただし、全般下値へのバイアスが強まるようなら、手持ち銘柄のつなぎ売り、あるいは手仕舞いで、リスクを回避する必要があり、安易な押し目買いは禁物です。 
花咲 翁

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