正直じいさんの株で大判小判|企業 証券市場新聞

20日の東京市場は小幅続伸、日経平均は前日比11円高でした。19日は400円近い急騰で一気に年初来高値を更新したにもかかわらず、利益確定売りをこなしてプラスを維持する強い動きです。為替は111円台半ばで円安一服となりましたが、買戻しと配当権利取りの買いが下値を支え、東証1部の売買代金は概算で2兆7747億円をこなしました。
さて、きょうはFOMCの結果を受けた米長期金利と為替の動向がポイントになります。FRBによる資産縮小は織り込みが進んでおり、12月利上げの有無について手がかりが得られるかどうかが焦点になるでしょう。仮に利上げ観測が強まり、米金利上昇と円安が進めば、メガバンクをはじめとした金融株と主力輸出株を中心に一段高へ、逆に金利低下で円高となれば、利益確定売りに反落が予想されます。
ただし、12月利上げに含みを残す程度にとどまるというのが想定線で、ほぼ無風通過になる可能性が高いでしょう。それでもきょうの前場はFOMC後の為替の動きとマーケットの反応を見極めたうえで、個別銘柄への対応を判断したいと思います。好業績・好取組銘柄の下値を狙う基本スタンスに変更はありません。
日本金属(5491)やキーエンス(6861)、安川電機(6506)、旭化成(3407)、ゼンリン(9474)に東レ(3402)も注目銘柄に加えておきます。一方、続落で5日移動平均を下回ったミロク情報(9928)は様子見、AI関連のテックファーム(3625)は中期観点で買いのタイミング待ちです。
花咲 翁

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