5日午前の東京市場は小幅ながら4日続伸、日経平均は6円高です。前日のNY株株高を受け高く始まった後、利益確定売りにマイナスに転じる場面もありましたが、下値では買いが入り前日終わり値を挟んで一進一退の動きになりました。東証1部の売買代金は概算で9754億円です。
一部テクニカル指標が過熱感を示していることやNY株の高値警戒感、3連休明けの10日に北朝鮮の朝鮮労働党創建記念日を控え、地政学リスクも意識され、上値の買いには慎重にならざるを得ません。ただし、米長期金利動向から円安基調が強まっており、地政学リスク理由に下落する場面があれば拾い場になるでしょう。
安川電気(6506)やキーエンス(6861)、東レ(3402)、明電舎(6508)などの好業績・好取組銘柄の下値を狙う基本スタンスに変わりはありません。育児関連のライクキッズネクスト(6065)やAI関連のテックファーム(3625)も下げ渋っています。
花咲 翁
証券市場新聞 https://marketpress.jp/