「正直じいさんの大判小判」~仮に下げても一過性

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞

5日の東京市場は小幅に4日続伸、日経平均はわずかに1円90銭高でした。前日のNY株株高を受け高く始まった後、前日終わり値を挟んで一進一退の動きとなりましたが、後場も状況は変わりませんでした。東証1部の売買代金は概算で9754億円と見送り商状です。
きょうは3連休前の週末で、今晩には米雇用統計、連休明け10日は北朝鮮の朝鮮労働党創建記念日と衆議院選の公示日が重なるなど、相場に大きな影響を与えるイベントが集中しており、さらに手控え気分が強まるでしょう。ただし、米長期金利動向から円安基調が強まっており、仮に突っ込む場面があっても一過性の下げに終わりそうです。

9月第4週の投資部門別株式売買動向を見ると、海外投資家が10週ぶりに2017億円の買い越になりました。第3週も現物は611億円の売り越しながら、先物は8792億円の大幅な買い越しで、海外勢はさらに買いスタンスを強めています。企業業績の上振れ期待はさらに高まっており、衆院選も自民有利と見ているのでしょう。
引き続き安川電気(6506)やキーエンス(6861)、東レ(3402)、明電舎(6508)などの好業績・好取組銘柄の下値を狙い。育児関連のライクキッズネクスト(6065)やAI関連のテックファーム(3625)も買い下がりでいいでしょう。
花咲 翁

証券市場新聞 https://marketpress.jp/

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