「正直じいさんの大判小判」~東宝は切り返しのタイミング

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞

17日の東京市場は11日続伸、日経平均は80円高と連日の年初来高値を更新で約21年ぶりの高値で引けました。前日のNY高を受け高寄りした後は利益確定売りに押されマイナスに沈む場面もありましたが、後場に入って買い直され、前引けよりも上げ幅を広げています。東証1部売買代金は概算で概算で2兆5532億円をこなしました。
下押せば買いが入る強い動きが続いています。世界鉄鋼協会が堅調な鋼材需要見通しを示したことで出遅れの鉄鋼株が買われ、中小型株ではストップ高銘柄が続出するなど、個別にも物色意欲は旺盛でした。衆院選は与党優勢で22日の投開票日近辺まで上昇が続くアノマリーは生きており、きょうも底堅い展開が続くでしょう。
注目銘柄では安川電機(6506)がこの日も新値を取っており、10月23日の決算発表に向け初の4000円大台での活躍が期待できそうです。ゼンリン(9574)や東レ(3402)、キーエンス(6861)、旭化成(3407)、日本金属(5491)、ローム(6963)などもしっかりで、引き続きこれら好業績・好取組銘柄の下値狙いでいいでしょう。
育児関連のライクキッズネクスト(6065)も小安いものの、出直り基調に変わりはありません。東宝(9602)は好決算発表のあと当面の材料出尽くし感から売られていますが、下げ渋りから切り返しのタイミングを迎えました。通期も上ブレが期待されています。
花咲 翁

証券市場新聞 https://marketpress.jp/

 

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