19日午前の東京市場は13日連騰となりました。日経平均は140円高と大幅高で2万1500円台に乗せてきました。前日のNY市場でダウが連日で最高値を大幅に更新し、一時1ドル130円台まで入った円安が支えになっています。前場段階の東証1部売買代金は概算で1兆948億円でした。
日経平均はギャップアップで始まった後はこう着していましたが、インデックスに絡んだ買いに上げ幅を広げており、ショートカバーを誘い込みました。13連騰中も200円を超える上げ幅となったのは2日にとどまり、さほど過熱感強まっていないのでしょう。ただし、高値警戒感はあるようで先駆した銘柄は伸び悩んでいます。作戦通り一部利益を確定して好業績銘柄を拾い直したいと考えます。
安川電機(6506)やキーエンス(6861)、東レ(3402)、ゼンリン(9574)、東宝(9602)、日本金属(5491)、旭化成(3407)、ローム(6963)の好業績・好取組銘柄の押し目を狙う基本スタンスに変わりはありません。目先上値があるようなら、いったん利益を確定し、決算発表日程をにらみながら、買いのタイミングを計りましょう。
一方、育児関連のライクキッズネクスト(6065)は大型株中心の展開のなかで続落ながら、出直りのタイミングに来ています。
花咲 翁
証券市場新聞 https://marketpress.jp/