正直じいさんの株で大判小判|企業 証券市場新聞

26日の東京市場は反発、日経平均は32円高でした。NY株安と円がやや強含んでいることで朝方は売りが先行しましたが、連騰に乗り遅れた投資家が買いに動いているのでしょう。好業績株を中心に押し目買いが入り、すかさず切り返す強い動きでした。東証1部の売買代金は概算で2兆6333億円をこなしています。
10月第3週の投資部門別株式売買動向によると、海外投資家が4週連続で買い越しました。買越額は4452億円と前の週のは4593億円とほぼ同じ規模で、今回の連騰も海外勢が主導したことが分かります。その意味で今後も為替が相場の明暗を分けるカギを握っており、円安基調が続く限り底堅い展開が続くでしょう。ECB理事会も量的緩和縮小への言及があると見られていますが、事前のアナウンスなどから織り込みが進んでいます。
ただし、安川電機(6506)、日本電産(6594)が続落するなど、決算期待で先行して上昇した銘柄に動きが鈍るケースが目立っており、前日も通期予想を上方修正したファナック(6954)が朝高の後マイナスで引けました。やはり、手持ちで高値圏にある銘柄はいったん利益を確定しておくべきでしょう。
一方で決算が好感されたLINE(3938)がストップ高に買われるなど、出遅れていた中小型株への資金シフトの兆候が見られました。決算プレイは危険とみていましたが、好業績株のなかでも中小型に対象を絞ればリスク相応のリターンがあるでしょう。当面、30日決算発表予定の島精機(6222)や31日のミロク情報(9928)、2日のイリソ電子(6908)などに注目しています。
花咲 翁

 

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