1日午前の東京市場は急反発。日経平均313円高の2万2324円と大幅に年初来高値を更新しました。前日のNY株高と1ドル113円台後半まで進んだ円安に後押しされ、買い優勢で始ままり、場中上げ幅を広げています。前場段階の東証1部売買代金は概算で1兆8618億円をこなしました。
きょうはFOMCの結果待ちで様子見と予想していましたが、思いのほか強い展開です。日銀が年間6兆円のETF買い入れ方針を継続することも買い気を誘っているのでしょう。押し目待ちに押し目なしの状況です。下方修正や増額でもコンセンサスに届かなかった銘柄が売られるケースも散見されますが、ソニー(6758)と東京エレクトロン(8035)が値を飛ばすなど決算への反応は上々です。
ピックアップ銘柄ではミロク情報(9928)が期待通り2Q28%営業増益で着地、通期上振れが期待できる内容が評価され、上場来高値に買われました。まだ上値余地を残していると思われますが、ここはいったん利益を確定しておきましょう。次はきょう引け後に決算発表予定の妙徳(6265)を一泊2日、2日のイリソ電子(6908)や6日の萩原電気(7467)、立花エレ(8159)、カプコン(9697)、7日のKYCOM(9685)などの下値を狙っていきたいと考えています。
花咲 翁
証券市場新聞 https://marketpress.jp/