「正直じいさんの大判小判」~イリソ電子はいったん利益確定

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞

6日午前の東京市場は小幅続、日経平均は2円高です。前週末NY株高と114円台中盤まで進んだ円安に後押しされるかたちで一時100円超に上げ幅を広げ、バブル崩壊後の戻り高値2万2666円に迫る場面があましたが、買い一巡後はさすがに利益確定売りに押されました。ただし、下値では買いが入りプラスを維持して引けています。前場段階の東証1部売買代金は概算で1兆6895億円をこなしました。
10月第4週の投資部門別株式売買動向を見ると、やはり海外投資家が5週連続で買い越しました。買越額は6703億円と前の週の4452億円からされに増えており、5週間の累計買越額は2兆4300億円超に達しています。この意味で円安基調が続いている限り、東京市場は底堅い展開が続くのでしょう。今週末はSQを控えていますが、これまでの強い相場状況から波乱なく通過しそうです。
決算発表がピークを過ぎれば、アナリストレポートのリリースが活発化してきますので、そろそろ第3四半期以降の動向を意識した銘柄選別が必要な時期になってきました。ただ、しばらくは中小型好業績銘柄の決算プレイで割り切りって対処したいと考えています。
2日引け後に2Q決算を発表したイリソ電子(6908)は47%経常増益で通期上振れが期待できる内容となり、新値追いとなりました。ここはいったん利益を確定して、きょうの萩原電気(7467)、立花エレ(8159)、カプコン(9697)、7日のKYCOM(9685)、9日の富士機械(6134)、ハーモニック(6324)などの下値を狙っていきましょう。
花咲 翁

証券市場新聞 https://marketpress.jp/

 

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