「正直じいさんの大判小判」~打診買い入れ様子見

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞

16日午前の東京市場は7日ぶりに反発、日経平均は182円高です。前日のNY株が続落し、ドル・円が112円後半の円高水準で推移していることで、朝方は売りが先行しましたが、短期的な調整一巡感から押し目買いが優勢になりました。25日移動平均を割り込まなかったことも安心感を誘ったようです。前場段階の東証1部売買代金は概算で1兆3379億円でした。
東証1部の騰落レシオは101に低下するなど過熱感が薄れ、年初来高値を付けた9日から前日まで約840円下落していたことから、短期的な突っ込み警戒感も働いたようです。ただし、先物へのショートカバー主体の動きで、5日移動平均の2万2450円を上回るまでは再上昇基調を確認とは言えないでしょう。
安川電機(6506)や東京エレクトロン(8035)をはじめ、3Q以降も一段の業績拡大が期待できる主力好業績株に打診買いを入れたなら、きょうの後場は様子を見ましょう。一方、ヨシックス(3221)やアルコニックス(3036)など先駆して上昇し、月足ベースで大きく上値乖離している銘柄は、戻りが鈍いようならショートのタイミングを計ってみたいと思います。
花咲 翁

証券市場新聞 https://marketpress.jp/

 

Pocket

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次