「正直じいさんの大判小判」~本格反騰へ今少し様子見

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞

16日の東京市場は7日ぶりに反発、日経平均は322円高と大幅高になりました。NY株安と円高を受け売り先行でスタートしましたが、調整一巡感から押し目買いや買戻しが入り、切り返しに転じています。前場は182円高で引けていましたが、先物へのまとまった買いをきっかけに後場に入って上げ幅を広げました。東証1部の売買代金は概算で概算で3兆829億円と前日に続いて3兆円を上回っています。
急反発ながら先物へのショートカバー主体の動きで、本格反騰へは今少し様子を見極める必要があるでしょう。11月第2週の投資部門別株式売買動向を見ると、海外投資家が7週連続で買い越しましたが、買越額は670億円と前の週の528億円に続いて低水準でした。海外勢も基本的に反騰へのタイミングをうかがっている様子です。
3Q以降も一段の業績拡大が期待できる主力好業績株で安川電機(6506)、東京エレクトロン(8035)が堅調でした。中小型でモジュールや半導体製造装置関連を扱う アバールデータ(6918)を注目銘柄に加えておきます。一方、ヨシックス(3221)やアルコニックス(3036)など先駆して上昇し、月足ベースで大きく上値乖離している銘柄は、戻りが鈍いようなら引き続きショートのタイミングを計ってみたいと思います。
花咲 翁

証券市場新聞 https://marketpress.jp/

 

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