「正直じいさんの大判小判」~当面は中小型好業績株や材料株物色

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞

21日午前の東京市場は急反発、日経平均は226円高です。前週末の欧米株高や円安を受け買い優勢でスタートしたあとも先物買いを交えて300円超に上げ幅を広げる場面がありました。北朝鮮を巡る地政学リスクの影響は限定的で、高値圏で利益確定売りを吸収しています。前場段階の東証1部の売買代金は概算で概算で1兆1285億円でした。
指数寄与度の高い値がさ株が買われ指数を上げていますが、主力株は上値の重い状況に変わりありません。ただし、値上がり銘柄数が1466と7割以上を占めるなど個別には物色意欲は旺盛で、中小型株志向がより鮮明になってきました。為替次第では高値波乱もありえるでしょうが、中長期的な上昇基調に変化はなく、指数が底堅く推移するようなら、当面は中小型好業績株や材料株物色が続きそうです。
ピックアップ銘柄では安川電機(6506)が連日の最高値と気を吐いていますが、5000円大台乗せで目先の目標達成感が出ており、ここはいったん利益を確定しておきたいところです。東京エレクトロン(8035)やアバールデータ(6918)の半導体関連はすかさず切り返しに転じており、引き続き下値狙いでいいでしょう。一方でショート狙いのアルコニックス(3036)も反発しており、様子を見ながら引けにかけだれるようなら追撃売りでいいと思います。
花咲 翁

証券市場新聞 https://marketpress.jp/

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