「正直じいさんの大判小判」~安川電に代わりキーエンスをマーク

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞

21日の東京市場は反発、日経平均は154円高でした。先物買いを交えて300円超に上げ幅を広げる場面がありましたが、上値では主力株に利益確定売りが出て伸び悩んでいます。東証1部の売買代金は概算で概算で2兆5004億円でした。
主力株は上値の重い状況が続いていますが、値上がり銘柄数が1426と約7割を占めるなど個別には物色意欲は旺盛で、中小型株志向がより鮮明になっています。為替や北朝鮮情勢次第では高値波乱もありえるでしょうが、中長期的な上昇基調に変化はありません。指数が底堅く推移するようなら、当面は中小型好業績株や材料株物色が続きそうです。
ピックアップ銘柄では安川電機(6506)が5000円大台乗せで目先目標達成感が出ていますが、代わってキーエンス(6861)が切り返しに転じてきました。東京エレクトロン(8035)、アバールデータ(6918)の半導体関連を含め引き続き緩んだところを狙っていいでしょう。一方でアルコニックス(3036)は下げ渋っており、だれるようなら追撃売りで対処したいと思います。
花咲 翁

証券市場新聞 https://marketpress.jp/

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