「正直じいさんの大判小判」~アルコニックスを追撃売り

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞

28日午前の東京市場は反発、日経平均は37円高です。北朝鮮が弾道ミサイル発射を準備していると伝わり、地政学リスクが意識され、円高が進んだことで売り先行でスタートしました。ただ、日銀ETFへの期待などから押し目買いが入りプラスに浮上しています。前場段階の東証1部売買代金は概算で1兆3221億円をこなしており、底堅い動きでした。
主力株は上値の重い状況に変わりはありませんが、中小型株に値を飛ばす銘柄目立つなど、個別には物色意欲は旺盛です。12月第2週のメジャーSQに向け、先物に絡んだ動きに注意を払う必要はありますが、大勢上昇基調に変化はなく、当面は中小型好業績株や材料株が物色の中心になるでしょう。
ピックアップ銘柄では安川電機(6506)が最高値圏でしっかり、中小型ではアバールデータ(6918)は朝安の後切り返し、ケル(6919)も値を保っており、引き続き下値狙い。ただ、モリテック(5986)は25日移動平均を割り込み、値崩れ気味ですので見送りとします。一方ショート狙いのアルコニックス(3036)は弱い動きで追撃売り。以前取上げたヨシックス(3221)も国内中堅証券のレーティング引き下げで急落しており、様子を見ながら売りのタイミングを計りたいと思います。
IPOではサインポスト(3996)が続騰、きょう上場のクックビズ(6558)はカイ気配のまま値付かずで推移していますが、初値が付いた後、値動き良ければセカンダリーで狙っていきたい考えです。また、直近IPOのシェアリングテクノ(3989)も高値奪回へ一段高となりました。
花咲 翁

証券市場新聞 https://marketpress.jp/

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