正直じいさんの大判小判」~ディフェンシブ系好業績銘柄に資金シフト

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞

30日の東京市場は続伸、日経平均は127円高で引けました。

前場は前日終値を挟んでの往来となっていましたが、後場から金融や鉄鋼、海運など出遅れセクターに買いが広がり上昇に転じています。MSCIの定期銘柄入れ替えの影響もあり、東証1部売買代金は概算で4兆5393億円に膨らみました。
出遅れ銘柄が買われる一方、米SOX指数急落の影響もあって、先行して上昇していた半導体や設備投資関連銘に値を崩す銘柄が目立つなど、値上がりした銘柄を売って出遅れを買うリターンリバーサルの動きが鮮明になっいます。急落した銘柄の中には一部下げ止まりの気配はありますが、ここまで亀裂が入った以上、いったん主役交代ということになるでしょう。
安川電機(6506)、アバールデータ(6918)、ケル(6919)など先行組の利益を確定したなら、富士製薬(4554)、立川ブラインド(7989)、六甲バター(2266)や直近IPOのシェアリングテクノ(3989)、ウェルビー(6556)、ライクキッズネクスト(6065)などのディフェンシブ系好業績銘柄に資金シフト。一方でアルコニックス(3036)ニッカトー(5367)などはあや戻しがあれば追撃売りでいいでしょう。
花咲 翁

証券市場新聞 https://marketpress.jp/

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