「正直じいさんの大判小判」~中小型でより強い銘柄

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞

前日は今年最大の下げになりましたが、中小型株のなかでより強い動きを見せる銘柄に絞り込み、下値を拾うスタンスいいと考えています。

6日の日経平均は445円安の2万2177円と25日移動平均を割り込みました。トランプ米大統領がエルサレムをイスラエルの首都として公式に認めたと伝わり、中東情勢悪化が警戒されたことで、先物主導で下げ幅を広げました。東証1部売買代金は概算で3兆2089億円に膨らんでいます。
週末にメジャーSQを控え、先物主導による株価変動は予想されていましたが、想定以上の下げになりました。当面の下値抵抗ラインをあっさり下回ったことで、きょうは利益確定の流れがより強まる可能性があります。ただ、様子見ムードののなかで先物に振らされた格好で、反転も意識されやすいでしょう。SQ通過後は個人主体の値幅取りの動きが活発化するとの見方も強く、きょうも中小型材料株が選別物色されそうです。
直近IPOのウェルビー【6556】は値が荒いものの一段高を目指す動き、ライクキッズネクスト【6065】も出直り歩調で、ディフェンシブ系好業績株の立川ブラインド【7989】底堅く推移しました。これら3銘柄に加え、前日大幅安のなか逆行高していたミクニ【7247】と六甲バター【2266】を注目銘柄に加えておきます。
一方、ショート狙いのアルコニックス【3036】とニッカトー【5367】は地合い悪のなか下値を切り下げましたが、買戻しの状況を見ながら追撃売り、あるいは買戻しかを判断したい考えです。
花咲 翁

証券市場新聞 https://marketpress.jp/

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