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東京市場は5営業日ぶりに急反発
18日の東京市場は5営業日ぶりに急反発となりました。米税制改革案の実現期待が高まりを受け、前週末の米国株市場でNYダウをはじめ主要指数が揃って過去最高値を更新、為替も円安に振れていることから、広範囲に買いが優勢になりました。
下ブレ懸念は薄れる
今月に入っては、朝高後に後場から値を消すケースが多かったですが、今日は終始強い動きでした。年末のポジション調整的な売りも峠を越えて輸出系の主力も買い戻される展開でした。週明けのNY市場は利食い売りで調整することも想定されますが、年内の大きなイベントも通過したことで、下ブレする懸念は薄れたと思います。日経平均では2万3000円を突破するかどうか。抜けなければ、引き続き、2万5000円~23000円のレンジ相場が想定されます。
立川ブラインドとミクニは堅調
IPO関連の資金の回転が効いていることから、年末に向け中小型株物色が続くとも見方は変えていません。ただ、年末へ向けて市場参加者が減る中で、新興銘柄は値動きを見定めて機敏に対処したいと思います。ピックアップ銘柄では直近IPOのシェアリングテクノ(3989)やウェルビー(6556)、ロコンド(3558)もそろって売られましたが下値では拾われている動きです。一方中小型でも1部銘柄の立川ブラインド(7989)やミクニ(7247)は堅調です。引き続き下値を狙っていきたいと考えています。
花咲 翁
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