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利益確定売りがやや優勢に
26日の東京市場は3日ぶりに反落しました。日経平均は46安です。クリスマス休暇で海外投資家の参戦がないうえ手掛かり材料にも乏しく、年内最終受け渡し日だったことから、後場に入って利益確定売りがやや優勢になりました。クリスマス明けの米株市場を見極めたいととして、買いが手控えられたようです。東証1部の売買代金は概算で1兆6542億円にとどまりました。
全般底堅く直近IPO含めた中小型株物色続く
前日は年内受渡最終日で損益を確定する目的の機関投資家の売りが上値を圧迫しましたが、下値を売り込む動きはありませんでした。全般底堅いことから、直近IPOのなかかからセカンダリーで値を飛ばす銘柄が目立ち、IPO以外でも上昇トレンドを維持する中小型好業績株や出遅れ株ののなかから値動きのいい銘柄が短期売買の対象になっています。
動物高医療、立川ブラインドなど注目銘柄への対応を判断
年明けに向け中小型株の個別物色が続くと見ていますが、きょうの前場は休暇明けで復帰してくる海外投資家の動きと物色の流れに変化がないかを確認したいと思います。そのうえで、日本動物高度医療(6039)や立川ブラインド(7989)、ミクニ(7247)、MSコンサル(6555)などピックアップ銘柄への対応を判断したい考えです。
花咲 翁
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