年明けに向け中小型株物色続く【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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薄商いも全般底堅い

 27日午前の東京市場は反発しました。日経平均は16円高ですが、12月権利落ち分33円を考慮すると、実質では約50円高です。前日のNY株安は重石でしたが、原油など国際商品相場の上昇を受け、石油や非鉄、商社などが買われ指数を支えました。好決算を発表したJフロントなど小売りも堅調です。前場段階の東証1部売買代金は概算で概算で8826億円と薄商いが続いていますが、全般底堅い動きでした。

個別に買い気は強い

 きょうの前場はクリスマス休暇が明けた海外投資家の動きと物色の流れを見極めたいと考えていましたが、特に変化はありませんでした。商いは低調ながら、東証1部の値上がり銘柄数は1509と全体の73%を占め、直近IPOのなかかからセカンダリーで値を飛ばす銘柄が目立つなど、個別には買い気の強い状況です。

動物高医療が本格的な上値追い

 年明けに向け中小型株の個別物色が続くと見てよさそうで、業績にポイントを置いて値動きのいい銘柄を狙っていきたいと思います。ピックアップ銘柄では日本動物高度医療(6039)が本格的な上値追いとなっており、ミクニ(7247)は急反発、権利落ちの立川ブラインド(7989)は底堅く、MSコンサル(6555)も下げ渋りました。これらに加え、以前取り上げたゼンリン(9474)がスピード調整一巡し急速に切り返しており、マークしておきましょう。
花咲 翁




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