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薄商いのなか先物主導で下落
28日の東京市場は反落しました。日経平均は127円安です。前場は売り買い交錯で一進一退の動きでしたが、後場に入ると市場参加者が少なく薄商いのなか、先物主導で下げに転じ、年末年始の連休を控え手じまい売りを誘発しました。東証1部売買代金は概算で1兆7305億円です。
中小型株にも値を消ケース目立つ
様子見気分の強い展開ながらも前場は中小型株が個別に物色されていましたが、高かった銘柄が後場になるとマイナスに転換するなど値を消すケースが目立ちました。前引けの東証1部の値上がり銘柄数は1023と値下がりを上回っていましたが、大引けでは606に減少しています。
直近IPOを含めた中小型株の動き見極め
年明けも中小型株による値幅取りが続くとの見方は変えていませんが、それを確認するうえで、きょうは直近IPOを含めた中小型株の動きを見極めたいと思います。日本動物高度医療(6039)、ゼンリン(9474)、ミクニ(7247)、立川ブラインド(7989)、MSコンサル(6555)、すららネット(3998)など注目銘柄に変更はありません。
花咲 翁
証券市場新聞 ~株式ニュースと相場見通し~
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