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利益確定売りに伸び悩むも底堅い
9日午前の東京市場は続伸しました。日経平均は129円高です。米ナスダック指数が連日で最高値を更新したことで、買い優勢でスタート、寄り直後に240円近く上げる場面がありました。その後は大発会から3日続伸で上げ幅が1000円近くに達することから、短期的な利益確定売りに上げ幅を縮めています。ただし、前場段階の東証1部売買代金は概算で1兆6039億円をこなしており、底堅い動きです。
主力株が底堅く推移すれば中小型株にチャンス
買い一巡後は為替が112円台半ばまで円高が進んだことから、先物に売りが出て上値を圧迫しましたが、東証1部の値上がり銘柄数は1075と全体の50%を上回るなど、個別には買い気の強い展開です。世界的な株高の流れに乗りリスクを取る動きが継続しており、主力株が底堅く推移すれば、中小型株にチャンスが広がりそうです。
動物高医が下ヒゲ陽線
ピックアップ銘柄では立花エレテック(8159)が反発、ゼンリン(9474)、立川ブラインド(7989)当面の利益確定売りに押されましたがいずれも底堅く、これら中小型好業績銘柄の下値狙い継続でいいでしょう。日本動物高度医療(6039)が3日続落を回避し、下ヒゲ陽線を引いており、後場も強い動きを見せるようなら追撃買いで対処したいと思います。
花咲 翁
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