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利益確定売り先行も下値には買い
11日午前の東京市場は続落、日経平均は80円安です。前日の欧米市場が軟調だったことで、連日に続いて利益確定売りが先行、一時下げ幅を200円近くに広げました。ただし、下値には買いが入り下げ幅を縮めています。前場段階の東証1部の売買代金は概算で1兆3497億円でした。
リスクオンの動きは継続
週末にSQを控え、主力株には買いを入れにくい状況ですが、為替が111円半ばの円高に振れているにもかかわらず下値は堅く、好決算銘柄や中小型材料株に値を飛ばす銘柄が目立っています。日米長期金利上昇を受け、メガバンクが引き続き買われるあたり、リスクオンの動きは継続していると見られ、短期的なスピード調整局面と判断していいでしょう。
立花エレと動物高医に打診買い
ゼンリン(9474)、立花エレテック(8159)、日本動物高度医療(6039)、立川ブラインド(7989)、KYCOM(9685)など注目銘柄に変更はありません。今月下旬からスタートする第3四半期決算を睨み、これら中小型好業績銘柄の下値狙い継続で、目先調整が一巡し一段高の兆しを見せている立花エレ、動物高医から打診買いを入れてみたいと思います。
花咲 翁
証券市場新聞 ~株式ニュースと相場見通し~
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