収益上振れ期待の中小型好業績【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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円高が重石で小幅ながら3日続落

 12日午前の東京市場は小幅ながら3日続落しました。前日の米国株最高値更新を受け、朝方は買いが先行しましたが、111円10銭近辺まで進んだ円高が重石になり、買いが手控えられました。日経平均は12円安です。前場段階の東証1部売買代金はオプションSQに絡み概算で1兆6630億円に膨らみました。SQ値は1万2723円19銭です。

手控えムード強いが下値は堅い

 好決算発表のファーストリテが指数を支え小幅安にとどまっていますが、週末で手控えムードが強く、東証1部の値下がり銘柄数は1200を超えています。円高で輸出比率の高い主力株は買いにくいことは事実ですが下値は堅く、好決算銘柄や中小型材料株に値を飛ばす銘柄が目立つ状況にも変わりはありません。

次第に業績相場の色彩を強めていく

 円高は気になるものの、全般過熱感は和らいでおり、週明けからは今後本格化する3Q決算発表に向け、次第に業績相場の色彩を強めていくとみています。日米長期金利の動向を反映する為替とメガバンクの動きを横目で睨みながら、収益上振れが期待される中小型好業績銘柄の下値を狙っていっていいでしょう。

立花エレと動物高医の下値狙い

 ピックアップ銘柄では立花エレテック(8159)と日本動物高度医療(6039)が新値をとり、立川ブラインド(7989)は続伸、ゼンリン(9474)、KYCOM(9685)は下げ渋りました。きょうの後場は上値追いへ明確なトレンドが出ている立花エレと動物高医の下値を狙っていきたいと思います。
花咲 翁




証券市場新聞 ~株式ニュースと相場見通し~

日経平均、SQ、3Q決算、立花エレ、動物高医、立川ブラインド

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