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円高でも指数が下に振ることない
12日の東京市場は小動きに終始しました。11日の米国株の最高値更新や、指数構成銘柄ではファーストリテイリング(9983)の好決算が下支えしましたが、111円03銭近辺まで進んだ円高が重石になり、買いが手控えられました。1月第2週は225オプションのSQでしたが、波乱なく通過し、昨年の相場のように円高でも指数が下に振ることなく、底堅い印象です。為替については昨年11月27日に付けた110円83銭が意識されますが、その水準に到達しなければ、ポジション調整の領域と思いますので、中長期的な上昇基調は不変と思います。
週末NY続騰が支援
週末12日のNY市場は続騰となりダウで228.46ドル高の2万5803.19ドルと大幅に最高値を更新しています。ナイトで225先物も110円高の2万3750円と上昇していますので週明けは反発スタートが予想されます。ただ、週明けのNY市場が休場となることから東京市場も大きな動きはないと思われますので為替を睨みながら動きを見極める展開です。
業績相場の色彩
3Q決算発表に向け、次第に業績相場の色彩を強めていくとみていますが、目先は中小型好業績銘柄の下値を狙いです。ピックアップ銘柄では立花エレテック(8159)と日本動物高度医療(6039)が新値をとり、立川ブラインド(7989)は続伸、ゼンリン(9474)、KYCOM(9685)は下げ渋りです。上値追いへ明確なトレンドが出ている立花エレと動物高医の下値拾い、立花エレは第3四半期で再増額への期待が高まるかも知れません。
花咲 翁
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