業績相場への助走段階【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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下値は堅いが上値も重い

 19日午前の東京市場は3日ぶりに反発しました。前日の米株市場は上昇一服となりましたが、短期的な調整一巡感から押し目買いが優勢になり、日経平均は73円高です。ただし、買い一巡後は伸び悩んでおり、下値は堅いが上値も重い印象です。前場段階の東証1部売買代金は概算で1兆2943億円でした。

来週からの3Q決算睨む

 やはり、2万4000円越えは国内年金が持ち高調整の売りを出し始める水準で、ドル円が110円台で推移している現状、上値の買いは手控えられているのでしょう。一方で押し目買い意欲も強く、下値を売り込む動きもありませんので、来週からスタートする3Q決算をにらんだ業績相場への助走段階ととらえています。

フシ抜けのすららネットを追撃

 ピックアップ銘柄では直近IPOのすららネット(3998)が上値のフシ目3700円を明確に上抜き、上場2日目に付けた最高値4400円奪回に向かっており、割り切り対処で追撃買いを入れたいと思います。このほか立花エレテック(8159)やゼンリン(9474)、立川ブラインド(7989)はしっかり、日本動物高度医療(6039)、KYCOM(9685)、MSコンサル(6555)も底堅く、引き続き下値狙いでいいでしょう。
花咲 翁

証券市場新聞 ~株式ニュースと相場見通し~

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