正直じいさんの株で大判小判|企業 証券市場新聞

後場一段高で約26年ぶり高値

 23日の東京市場は大幅に続伸しました。日経平均は307円と昨年来高値を更新、1991年11月以来約26年2カ月ぶりの高値です。前日の米国株式が最高値を更新した流れを受け買い優勢で始まり、日銀が金融政策の現状維持を決めたことから後場に入って一段高となりました。東証1部の売買代金は概算で2兆7548億円です。




業績相場がスタート

 主要企業の3Q決算や世界景気拡大への期待も強く、日銀金融政策決定会合後には海外投資家の買いが入りました。黒田日銀総裁会見についても金融緩和縮小観測を打ち消す発言をすると見られ、円安による収益上振れ期待からいよいよ業績相場がスタートしたと判断していいでしょう。




安川電機の3Qは利益急拡大ながらほぼコンセンサス通り

 新興市場を含め全般堅調でしたが、個別には好業績株、あるいは業績に関する報道や材料が出た銘柄が目を飛ばすケースが目立ちました。注目の安川電機(6506)の3Q決算はモーションコントロールとロボットが大きく伸び、連結経常利益が前年同期比85.0%増の416億円に拡大して着地しました。ほぼコンセンサス通りですが、まずはあすの株価の反応を見極めたいと思います。




高値うかがうゼンリン

 ピックアップ銘柄ではゼンリン(9474)が高値をうかがう動き。KYCOM(9685)、MSコンサル(6555)は底堅く、立花エレテック(8159)は反落、立川ブラインド(7989)も続落ながら上昇基調を維持しており、いずれも下値狙い継続でいいでしょう。また、日本動物高度医療(6039)は高値更新後、利益確定売りに上げ幅を縮小、すららネット(3998)は反落ながら、収益上振れ期待が強く、押し目を拾い直しです。

花咲 翁




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