正直じいさんの株で大判小判|企業 証券市場新聞

円高進行で輸出株売られ続落

25日の東京市場は続落しました。日経平均は271円安と後場下げ幅を広げています。ダボス会議でのムニューシン米財務長官のドル安容認発言を受け、108円台まで進んだ円高が重石になり、主力の輸出株が売られました。今晩に欧州中央銀行(ECB)理事会を控えていることも買いを手控えさせたようです。東証1部売買代金は概算で2兆9626億円でした。




日電産反発するなど下値には買い

大企業製造業の17年度の想定為替レートは1ドル=110円18銭で、収益上振れ期待の後退で輸出セクターはほぼ全面安です。ただ、前日引け後に3Q決算を発表した日本電産(6594)は、決算自体にサプライズありませんでしたが、併せて自社株買いを発表したことや、永守重信会長兼社長が成長分野への先行投資を拡大する意向を表明したことなどが評価され、安寄りのあと反発に転じました。前日急落した安川電機(6506)も下げ渋るなど主力株も下値には買いが入っています。

中小型株による短期値幅取りの動き活発化

1月3週は海外投資家が2週連続で売り越し、売越額も2222億円と前の週の316億円から大幅に増加しており、主力に利益確定の流れが強まっていることはうなづけます。ただし、一方でジャスダック指数が続伸するなど、中小型株への資金シフトの動きが顕著で、きょうはバイオベンチャーを中心にEV関連などテーマ銘柄による短期値幅取りの動きが活発化しました。今3月期予想を上方修正したエヌエフ回路設計(6864)がストップ高に買われるなど好業績株への物色意欲も旺盛です。

ゼンリンが連日の新値

ピックアップ銘柄ではゼンリン(9474)が連日の新値、日本動物高度医療(6039)、立川ブラインド(7989)、立花エレテック(8159)、KYCOM(9685)、新報国製鉄(5542)、MSコンサル(6555)も底堅く推移しました。すららネット(3998)も続落ながら下げ渋っており、当面はこれら為替の影響を受けにくい中小型好業績株の下値狙い継続でいいでしょう。
花咲 翁




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