正直じいさんの株で大判小判|企業 証券市場新聞

昨年12月6日以来の下げ幅

 30日の東京市場は5日続落となりました。後場から下げ幅を広げ、日経平均は337円安と昨年12月6日以来の大きさです。前日の米国株安と円の高止まりで朝方から軟調に推移していましたが、先物に売り仕掛けが入ったことをきっかけにオプション取引に絡む損失回避の売りも加わり、日経平均は一時400円近くまで下げました。

全面安も買い向う動き

 今年に入って初めての大幅安で、日経平均は25日線をあっさり割り込み、当面は13週線が位置する2万3000円近辺を下値として意識されます。ただし、東証1部の値下がり銘柄数は1700を超え全体の85%を占める全面安商状でしたが、売買代金は概算で3兆3216億円に膨らんでおり、下値では買い向う動きも見られました。中長期的な上昇トレンドに変わりはなく、逆にあすは押し目買いのタイミングになりそうです。

逆行高銘柄に打診買い

 もっとも、1ドル110円を割り込んだ為替レートでは輸出企業の収益上振れは期待できず、主力株を積極的に買いにはいけません。決算を手がかりに中小型株の個別対応になりそうですが、まずはきょうの全面安商状のなかで逆行高していた銘柄に打診買いを入れてみたいと思います。三井エンジ(1737)、エヌエフ回路(6864)、明豊エンター(8927)などで、いずれも中小型好業績株です。

ピックアップ銘柄はあすの動きを見てから

 ゼンリン(9474)や立川ブラインド(7989)、立花エレテック(8159)、新報国製鉄(5542)、日本動物高度医療(6039)、KYCOM(9685)、MSコンサル(6555)、すららネット(3998)、ライクキッズネクスト(6065)など以前からのピックアップ銘柄に変更はありません。ただ、あすの動きを見てから投資スタンスを判断したいと考えています。
花咲 翁

証券市場新聞 ~株式ニュースと相場見通し~

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