正直じいさんの株で大判小判|企業 証券市場新聞

円安支えに後場一段高

 1日の東京市場は7日ぶりに反発しました。1月ADP雇用統計の上振れや主要企業の好決算を受けた米国株高や為替も円安に振れたことで終日、買戻しや押し目買いが優勢でした。109円台半ばまで進んだ円安を支えに日経平均387円高と後場一段高に買われています。主力株や先物には海外投資家の買いも観測され、東証1部売買代金は概算で3兆5134億円と連日で3兆円の大台を上回りました。

2万3500円台固めに期待

 銀行やハイテクを中心に全般に買いが広がり、決算を手掛かりにした物色も活発でした。高寄りの後もじり高歩調で大引けにかけ、上げ幅を広げる堅調な展開で、日経平均は5日移動平均を回復しています。あすは米雇用統計待ちで週末要因も重なり模様眺め気分が強まりそうですが、円高圧力は和らいでおり、今晩の米国市場が堅調に推移すれば、25日移動平均を奪回し、2万3500円台固めの動きが期待できるでしょう。

全般膠着感強まれば中小型株へ資金シフト

 もっとも、ここから上は本格的に戻り売り出てくる水準で、全般膠着感が強まれば中小型株へ資金がシフトすると考えられます。好決算発表の任天堂(7974)は朝高の後、利益確定売りに一時マイナスに転じましたが、引けにかけ買い直されプラスを維持しました。スイッチのヒットで売り上げ、利益が急拡大、通期上方修正もなお上振れが期待できる好内容です。基本スタンスは中小型好業績銘柄の下値狙いで、指標は任天堂ということでいいでしょう。

テセック、ソウルドアウトを注目銘柄に追加

 日本動物高度医療(6039)は利益を確定して押し目待ち。三井エンジ(1737)、立花エレテック(8159)、新報国製鉄(5542)、KYCOM(9685)、MSコンサル(6555)は引き続き下値狙いでいいでしょう。これらに半導体関連のテセック(6337)、好決算発表で成長期待が高まっているソウルドアウト(6553)も注目銘柄に加えておきます。一方、ゼンリン(9474)や立川ブラインド(7989)、すららネット(3998)、ライクキッズネクスト(6065)は動きが鈍く、今しばらく様子を見極めたいと思います。
花咲 翁

証券市場新聞 ~株式ニュースと相場見通し~

Pocket