リスク回避の売り広がり560円超の下げ

 5日午前の東京市場は大幅に続落しました。日経平均は前週末比565円安と12月29日大納会以来の2万3000円割れで13週移動平均も割り込んでいます。米長期金利の上昇を受けた米国が急落したことで、主力株を中心にリスク回避売りが広がり、値下がり銘柄数が1974と全体の96%を占める全面安商状でした。前場段階の東証1部売買代金は概算で1兆8463億円に膨らんでいます。

日経平均のPERは14.7倍まで低下

 今週はSQ週ということもあり先物主導による指数の乱高下が警戒されていましたが、前倒しで波乱が起きた格好です。米国株が下げ止まっておらず、一段安が懸念される状況で、うかつに値ごろ感から押し目買いを入れることはできません。一方で日経平均のPERは14.7倍まで低下しており、好調な企業業績がここからの下値を支えると見られ、下値を売り込み辛いのも事実です。

切り返へ手応えあるまで様子見

 ただし、ソニー(6758)やホンダ(7267)をはじめ好決算発表銘柄の一角は買われていますが、前週末に逆行高してた好業績銘柄のKIMOTO(7908)、日本精化(4362)は反落、好決算期待のイビデン(4062)や日本触媒(4114)もう売られており、ほぼ壊滅状態です。全般下げ止まり、あるいは個別に切り返しの手応えのある銘柄が出てくるまでは様子見とします。

花咲 翁

証券市場新聞 ~株式ニュースと相場見通し~

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