正直じいさんの株で大判小判|企業 証券市場新聞

リスク回避加速し一時下げ幅は1600円を超える

 6日の東京市場は大幅に続落しました。前日の米国株市場でNYダウが過去最大の下げとなり、リスク回避の円買いも再燃したことから全面安商状です。大引けの日経平均は前日比1071円ですが、アルゴリズムによるトレンドフォローの売りや追い証回避の売りが出て下げ幅は一時1600を超えました。時間外取引で米株価指数先物が一段安に売られたことがリスク回避の動きを加速させています。

米国株の下げ止まりを待つ

 東証1部の98%の銘柄が下落するなど投げ売りがさらに投げを呼ぶ状況で、売買代金は概算で5兆6483億円と、2013年5月以来4年9カ月ぶりの高水準に膨らみました。いわゆるセリンググライマックスを思わせる動きで、ここまで短期に急落したのですから、一旦底入れが意識され、あすは急反発に転じてもおかしくありません。ただし、米国株が下げ止まらない限り、東京市場には自律反発に転じる力はなさそうです。

一段安覚悟なら輸出主力株や好業績株

 もっとも、日経平均のPERは13.8倍まで低下しており、中長期観点からは買い場に来ていること間違いありません。一段安を覚悟するのなら、トヨタ(7203)や日立(6501)、ソニー(6758)をはじめとした主力輸出株や安川電機(6506)や東京エレクトロン(8035)など昨年来人気を集めてきたロボットや半導体関連の成長株に押し目買いを入れるのもいいでしょう。

短期売買は戻り売りを意識

 ただし、パニック的な状況が終息したわけではありません。週末にはSQを控え、調整に入ってからの日柄も浅いことから、仮に自律反発に転じたとしても急降下してくる5日移動平均が上値を抑え、その先は25日移動平均が上値の壁になってきます。リバウンド狙いの新規買い、手持ち銘柄を含めた短期売買については、基本的に戻り売りを意識して対処するべきでしょう。
花咲 翁

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