景気ウォッチャー調査受け再上昇

 8日の東京市場は続伸しました。日経平均は245円高です。買い先行でスタートしたあと伸び悩み、前場は55円高で引けていましたが、後場に入ると内閣府の1月景気ウォッチャー調査の発表を受けて先物に買いが入り、再び上げ幅を広げました。引けにかけ戻り売りに上値を抑えられたものの、これで6日安値で底が入ったと判断していいでしょう。

SQ明けにも本格反騰へ

 米国株はボラティリティーの高い状況が続いており、上値の買いは手控えられましたが、東証1部の売買代金は概算で3兆5495億円と連日で大商いをこなしており、下値の買い意欲の強さを感じさせました。値幅調整は完了したものの、まだ日柄調整が足りないと見ていましたが、SQ明けにも本格反騰に向かいそうです。

海外勢の売りもそろそろ一巡

 好調な企業業績が下値を支えており、日経平均のPERは13.7倍と割安なことから、主力株や好業績銘柄の下値には買いが入ってきます。1月第5週は海外投資家が4週連続で売り越しましたが、4週間の売越額累計は9624億円に達しており、海外勢の売りもそろそろ一巡してくるでしょう。

需給改善のトヨタとソニーに絞り込む

 中長期的観点から主力の輸出株や好業績株はいずれも拾い場にありますが、反騰局面での投資効率を高めるために銘柄を選別していきたいと思います。主力どころで日立(6501)、昨年来人気を集めてきたロボットや半導体関連の安川電機(6506)や東京エレクトロン(8035)は下落局面で押し目買いに信用買い残が膨らむなど需給が悪化しており、逆に需給が改善しているトヨタ(7203)とソニー(6758)に絞り込んで新値抜けを狙いたいと思います。またバイオ関連ではラクオリア(4579)が大相場の様相を呈してきました。

花咲 翁

証券市場新聞 ~株式ニュースと相場見通し~

Pocket