売ら過ぎでNY沈静化を待つ【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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セリングクライマックス的様相

 9日の東京市場は急反落となりました。米長期金利の上昇を受け前日の米国株が急落、リスク回避の動きが改めて加速しました。主力株を中心に売りが広がり全面安商状です。SQ値は2万1193円11銭でした。米国株が落ち着かず、パニック的状況が続いていますが、ここは冷静に対応したいところです。企業業績は極めて好調で、8日時点の日経平均のEPSは1622円まで上昇しており、PERは13.1倍にまで低下、連日で大商いをこなしており、セリングクライマックス的様相です。

需給整理も進む

 9日の週末はSQが通過しましたが、次期清算システム準備のため、先物オプションのナイトセッションが臨時停止されることから、これを控えて建玉整理の動きもあったと思われます。週末と日本では祝日となる12日の米国株の動向が注視されますが、16日の米国でのSQへ向けて需給整理も進むと思います。

ラクオリアは大相場期待

 
 米国株さえ落ち着けばいつ急反発に転じてもおかしくない状況ですから、投資枠に余裕を持たせたうえで、好業績株の中から需給関係の良い銘柄の下値を拾いたいと考えます。バイオ関連ではラクオリア(4579)が大相場の兆しを見せています。

花咲 翁




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