円高で様相一変し下げに転じる

 13日の東京市場は続落です。前日の米国株が大幅に上昇したことで不安心理が後退し、前場は買戻しや押し目買いが優勢でしたが、後場に入るとドル円が108円10銭を上回る水準まで円高が進み、様相が一変しました。先物主導で下げに転じ、日経平均は137円安とほぼきょうの安値近辺で取引を終えています。

戻り売り圧力は強いが連日の大商い

 やはり、16日に米国株のSQを控え、波乱への警戒感が強いのでしょう。朝方は買いが先行しましたが、VIX指数などの水準は依然とし高く、戻り売り圧力の強さを意識せざるを得ません。これだけ亀裂の入った相場ですのでたやすく需給は改善しませんが、きょうも東証1部の売買代金は概算で3兆7126億円の大商いをこなしており、米国株も週末に向け需給整理が進むと考えられます。

引き続き好業績好需給銘柄を拾う

 まして、好決算が相次ぎ、きょうの引け時点で日経平均PERは13倍を割り込みました。今週は波乱含みの展開が続くとは可能性はありますが、中長期観点からは絶好の拾い場であり、値幅調整もほぼ完了したとの見方も変えていません。引き続き投資枠に余裕を持たせたうえで、好業績株の中から大手どころではソニー(6758)やトヨタ(7203)など需給関係の良い銘柄の下値を拾いです。

花咲 翁

証券市場新聞 ~株式ニュースと相場見通し~

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