リスクオフ巻き返しで一時420円高

 15日の東京市場は4営業日ぶりに反発しました。日経平均は310円高です。米長期金利は上昇したものの、前日の米国株市場が大幅高で4日続伸したことを受け、リスクオフ巻き返しの動きとなり、金融株を中心に買いが広がりました。米株価指数先物が堅調に推移したことも安心感を誘い、一時420円超まで上げ幅を広げています。

突っ込み警戒感からVIX低下

 ドル円が106円台半ばまで円高が進んだことが輸出大型株の上値を抑えましたが、各指標ほぼ陰の極にあったことから突っ込み警戒感が意識されたのでしょう。高止まりしていたVIX指数が低下し始め、円高進行にもかかわらず、日経平均は200日移動平均にサポートされるかたちで急速に切り返しており、マーケットは落ち着きを取り戻してきました。

東エレ、Vテクでリバウンド狙い

 企業業績の好調で日経平均のEPSは前日段階で1651円に上昇しており、PERはまだ13倍を回復したばかりです。重石になっている円高もドルロングの巻き返しがそろそろ一巡する可能性が高く、引き続き東京エレクトロン(8035)やVテクノロジー(7717)など円高を材料に売られた輸出成長株でリバウンドを狙う一方、ソニー(6758)やトヨタ(7203)など輸出大型株の下値も拾っていきたいと考えています。

花咲 翁

証券市場新聞 ~株式ニュースと相場見通し~

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