正直じいさんの株で大判小判|企業 証券市場新聞

円高進行もリスクオフ巻き返し続く

 16日の東京市場は大幅に続伸しました。日経平均は234円高です。前日の米国株式が5営業日続伸した流れを受け、リスクオフ巻き返しの動きが続いており、内需好業績株などを中心に買いが広がりました。円が106円台前半で強含んでいるにもかかわらず強い動きです。

当面は戻り試す展開

 いったん底が入ったということでしょう。VIX指数は天井を打ったかたちになっており、円高進行で自動車など輸出大型株は買戻しの域を出ていませんが、6日安値を切ることなく切り返しています。2番底への警戒は解けませんが、日経平均は200日移動平均にサポートされるかたちで急反発に転じており、当面は戻りを試すことになるでしょう。

今回のリバウンドは個別に好業績株を狙う

 企業業績の好調で日経平均のEPSは前日段階で1675円(14日は1651円)に上昇しており、PERはまだ13を割り込んでいます。その意味でも今回のリバウンド局面では円高に上値を抑えられている主力の輸出株は押し目を待つこととして、個別に好業績株を狙っていきたいと考えます。

キトーは短期値幅狙い

 引き続き東京エレクトロン(8035)やVテクノロジー(7717)など円高を材料に売られた輸出成長株のリバウンド狙い。ソニー(6758)は都内の不動産売却で通期営業利益は上振れる見通しで、新値をうかがう動きです。一方、トヨタ(7203)など輸出大型株は二番底を確認するまで見送りとします。また、直近3カ月の営業利益が2.5倍に急拡大したキトー(6049)が急速に出直り、連日で新値をとってきました。短期値幅狙いで対処できそうです。

花咲 翁

証券市場新聞 ~株式ニュースと相場見通し~

Pocket