正直じいさんの株で大判小判|企業 証券市場新聞

ドル安・円高一服でスクオフ巻き返し続く

 19日の東京市場は大幅に続伸しました。日経平均は後場に入って上げ幅を広げ428円高と5日以来、9日営業日ぶりに2万2000円台を回復しています。前週末の米国株市場は高安まちまちの展開ながらドル安・円高が一服したことでリスクオフ巻き返しの動きが続いており、東証1部上場銘柄の97%が値上がりする全面高商状でした。

投資スタンスは2番底意識

 ただし、週明けの米国市場が休場で、売りスタンスだった海外投資家に大きな動きがなく、東証1部の売買代金が概算で2兆3256億円と今年最低になったことには注意が必要でしょう。主力株への買戻しはそろそろ一巡してくる頃合いで、VIX指数は下げ渋っており、ドル安円高への懸念が消えたわけではありません。あすも戻りを試す展開が続くでしょうが、投資スタンスとしては2番底を意識する必要があるでしょう。

主力輸出株はいったん押し目待ち

 企業業績は好調で日経平均のEPSは1680円まで上昇しており、PERはまだ13.2倍の低水準です。過度な下値への警戒は必要ありませんが、主力の輸出株は上値の買いを手控え押し目を待つとして、中小型好業績株のなかから一本立ちが期待できる強い銘柄に絞り込んで下値を狙っていきたいと考えます。

キトーが新値追い、SMNは2年来のフシ払う

 ピックアップ銘柄ではVテクノロジー(7717)は新値を抜けてきましたので、今しばらく持続でいいでしょう。ただ、ソニー(6758)、東京エレクトロン(8035)は上値の重さが否めず、いったん見送りです。一方で、キトー(6049)が新値追い、SMN(6185)は2年来の上値のフシ目を払い上値志向を強めており、追撃買いで対処。このほか、新値を射程圏にとらえてきたシグマクシス(6088)とハーバー研究所(4925)もマークしてきたいと思います。

花咲 翁

証券市場新聞 ~株式ニュースと相場見通し~

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