正直じいさんの株で大判小判|企業 証券市場新聞

米長期金利上昇で再びリスクオフ

 22日の東京市場は反落、日経平均は234円安でした。FOMCの議事要旨発表を受け、米長期金利が約4年1カ月ぶりに3%近くにまで上昇、NY株が乱高下のすえ安く引けたことを受け、再びリスクオフの動きが強まっています。為替が107円台前半の円に振れたことや時間外の米株先物安も買いを手控えさせ、一時下げ幅を340円超まで広げました。

しばらくはNY株睨みで上下動

 東証1部の売買代金は概算で2兆5902億円とやや減少しており、薄商いのなかインデックス売買に振らされやすい状況が続いています。VIX指数が下げ渋りから反発に転じるなど、ボラティリティーはまだ高く、年度末を控えた国内機関投資家の利益確定売りも上値を圧迫しました。しばらくは米長期金利とNY株睨みで、上下動を繰り返すことになりそうです。

過度な下値への警戒は必要ない

 ただし、企業業績は好調で、日経平均のPERは再び13倍を割り込んでおり、過度な下値への警戒は必要ないと思います。2月第2週(13~16日)も海外投資家が6週連続で売り越しましたが、売越額は362億円と前の週の6446億円から急減しました。先物については5000億円の売り越しですが、これは投機筋によるものと考えられ、全般底堅く推移すれば、ポジション巻き返しが予想され、相場の押上げ要因にもなるでしょう。

中小型株の個別物色続く

 きょうは全般軟調ながらトレンドの強い中小型株の下値には買いが入り、個別に値を飛ばす銘柄も相次ぎました。あすもVテクノロジー(7717)を指標として、より強い銘柄を追撃したい考えです。SBSHD(2384)、シグマクシス(6088)、ハーバー研究所(4925)、キトー(6049)、SMN(6185)、日本電子(6951)、LINK&M(2170)など注目銘柄に変更はありません。
 ただし、順張りの縦追いになりますので、値動きが鈍れば躊躇なく見切る割り切りが必要です。その意味で上値を出し切った銘柄のなかから空売り候補も探していきたいと思っています。

花咲 翁




相場見通し

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