正直じいさんの株で大判小判|企業 証券市場新聞

主力株を中心に買い広がる

 27日午前の東京市場は大幅に続伸しました。日経平均は307円高です。米長期金利上昇への警戒感が和らぎ、前日の米国株が大幅に上昇したことで、主力株を中心に買いが広がりました。高寄りのあと戻り売りに押される場面はありましたが、その後はじりじりと水準を切り上げる堅調な展開で、一時約3週間ぶりに2万2500円台に乗せています。前場段階の東証1部の売買代金は概算で1兆2220億でした。

2万2000円割れ水準の下値の堅さからから安心感

 VIX指数の低下や円高の一服、前日に2万2000円割れ水準で下値の堅さを確認したことも買い安心感につながったようです。27日に予定されているパウエルFRB議長の議会証言もすでに議会報告書が公表されており、過度に下値を警戒する必要はないでしょう。

Mマートは反落の後プラスに浮上

 先駆した中小型株は利益既う呈売りに伸び悩みましたが、いずれも利益確定売りの範囲内で、前引けにかけ下げ幅を縮めるケースが目立っています。公開価格の4.3倍という初値をつけた今年第1号IPOのMマート(4380)は反落のあと再びプラスに浮上しており、指標銘柄とみているVテクノロジー(7717)も切り返しから一段高をうかがう動きで、主力株への買い一巡後は中小型好業績株、材料株の個別物色が続くでしょう。

Vテクに加え任天堂もしっかり

 ピックアップ銘柄ではVテクノロジーに加え、任天堂(7974)もしっかり。ハーバー研究所(4925)、シグマクシス(6088)、日本電子(6951)、キトー(6409)も反落ながら底堅く、週末から急動意の新田ゼラチン(4977)を含め、引き続きトレンドの強い中小型株で値幅を狙っていきたい考えです。
 一方、テクノHR(6629)と明豊エンタ―(8927)は当面の上値を出し切ったと見ていますが、いましばらく様子を見極めたいと思います。

花咲 翁

相場見通し

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