中小型株の個別物色がまだ続く【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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売り優勢も下げは小幅

28日午前の東京市場は反落しました。ただし、日経平均は80円安と小幅安です。パウエルFRB議長の議会証言を受け、米長期金利が上昇、前日の米国株が大幅に下げたことで、売り優勢でしたが、円弱含みや時間外取引での米株価指数先物高を支えに下げ幅を縮小する場面もあり、予想以上に下値は堅いイメージです。前場段階の東証1部の売買代金は概算で1兆1658億円でしたす。

個別に物色意欲強く過半が値上がり

日経平均は25日移動平均に上値を抑えられるかたちとなっており、全般は戻りが一巡したとみるべきでしょうが、個別に物色意欲は強く、前場は値上がり銘柄が値下がり銘柄数を上回っています。中小型株相場のリード役とみているVテクノロジー(7717)は受注拡大観測から国内証券がレーティングを引き上げたことで大幅に続伸しており、IPOも人気を集めました。

日本電子は利益確定

前場の様子を見る限り、中小型株の個別物色がまだ続きそうです。ピックアップ銘柄で、前日に今3月期見通しを上方修正した日本電子(6951)が大幅高となりましたので、ここは予定通り利益を確定。一方、Vテクノロジーに加え、シグマクシス(6088)やキトー(6409)、SBSHD(2384)、ハーバー研究所(4925)、SMN(6185)新田ゼラチン(4977)などは引き続き下値を拾っていいでしょう。一方、ショート狙いのテクノHR(6629)と明豊エンタ―(8927)は今しばらく様子を見たいと思います。。

花咲 翁




相場見通し

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