リバウンドへ準備も様子見極め【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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下げ渋るも2番底とはならず

 5日の東京市場は4日続落です。買戻しに東証1部売買代金は概算で売買代金は概算で2兆7617億円とやや増え、日経平均は139円安と下げ渋りましたが、一時2月14日につけたザラ場安値2万950円を下回り2番底確認とはいきませんでした。日経平均は138円安でした。

中小型株に値を崩す銘柄目立つ

 トランプ米大統領が打ち出した保護主義路線が嫌気され、NY市場はボラティリティーの高い状態が続いており、週末にSQを控えていることも買いを手控えさせました。VIXショック再燃が意識されやすく、SQ週は昨年11月以降、荒れており、プログラム売買による先物からの売り仕掛けも警戒されます。日経平均はかろうじて2万1000円台をキープしましたが、朝方まで堅調だった中小型株に値を崩す銘柄が目立ちました。

波乱相場を見極め

 騰落レシオなど各指標は売られすぎを示唆していますが、さらに円高が進行するようなら企業業績の前提が変わってくることから、うかつに手を出せません。大きく値を崩した銘柄のなかからリバウンドを狙える対象を探るタイミングには来ていますが、当面は波乱が続くと予想され、全体の流れを見極める必要があるでしょう。

中小型株を短期ショート

 一方、Vテクノロジー(7717)やソウルドアウト(6553)をなどピックアップ銘柄含め、前週末まで人気を集めていた中小型株が急反落しました。全般一段安があるようなら、さらに利益確定の流れが強まると考えられますので、上値を出し切ったと見られる銘柄を短期ショートで狙っていいでしょう。ヨータイ(5357)やテクノHR(6629)、アルチザ(6778)などは高値圏信用買い残が増加しており、見切り売りが加速する可能性があります。

花咲 翁




相場見通し

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