リスクオフ巻き返しで5日ぶり反発

 6日の東京市場は5日ぶりに反発しました。前日の米国株が大幅に上昇したことを受け、リスクオフ巻き返しの動きとなり、日経平均は376円高です。トランプ米大統領が関税引き上げについて、NAFTAの合意を引き出すための取引であることを示唆したことで、米国株が買い戻され、この流れが東京市場にも波及しました。106円台前半まで進んだ円安もフォローになりました。

戻り売り圧力を感じさせる展開

 ただし、買戻しが主体で前場中ごろに500円超まで上昇した後は次第に上げ幅を縮めています。前場の東証1部値上がり銘柄数は全体の93%を占めていましたが、大引けでは86%に減少するなど、ほとんどの銘柄が前場の高値を抜けず、マイナスに転じる銘柄も散見されました。底割れが警戒された総悲観的な状況は脱しましたが、週末にSQを控え、まだ楽観できないということでしょう。戻り売り圧力の強さを感じさせる展開でした。

リバウンド狙いは全般動き動き見定めてから

 大きく値を崩した銘柄のなかからリバウンドを狙える対象を探るタイミングにあることは間違いありません。ただ、前日安値が2番底になったのかは、あす以降の動きを見定めてからになりますが、先物主導によるインデックス売買に振らされやすい需給状況に変わりはなく、全般値動きが鈍るようなら、戻り売り圧力が強まる可能性もあります。

中小型株はショート狙いも

 特に前週末まで人気を集めていた中小型株のなかには上値にしこりをつくってしまった銘柄が多く、戻りが鈍いようなら資金の逃げ足が早まることに注意が必要でしょう。上値を出し切ったと見られるヨータイ(5357)やテクノHR(6629)などはショートを狙っていいと思います。

花咲 翁




相場見通し

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