正直じいさんの株で大判小判|企業 証券市場新聞

ひとまず不安心理が後退

 8日午前の東京市場は反発、日経平均は158円安でした。トランプ米大統領が輸入制限に柔軟な姿勢を見せたことからひとまず不安心理が後退し、買戻しが優勢になりました。為替も106円10銭台と円安に振れています。もっともメジャーSQをあすに控え、上値の買いは手控えられ、前場段階の東証1部売買代金は概算で1兆1201億2000万円にとどまりました。

日経平均は2番底を確認

 ともあれ日経平均は前日下げ分を取り戻し、5日移動平均を上回ったことで、2番底を確認するかたちとなりました。先物主導のインデックス売買に振らされる状況に変わりはありませんが、底割れを回避したことで、懸念された中小型株からの資金逃避もなく、東証1部は値上がり銘柄数が1213と過半を占め、マザーズやジャスダック指数も反発しています。

リバウンド狙いのタイミング近い

 トランプ米大統領による輸入制限に関する文書への署名が日本時間のあす午前に予定され、今晩の米国市場の動向も気になることから、後場からは膠着感が強まりそうですが、大きく値を崩した銘柄でリバウンドを狙うタイミングが近づいていることは間違いありません。SQ明け後は相場つきが一変する可能性もあるでしょう。

ヤクルトが一呼吸入れ切り返し

 いったんショートは手控え、当面の下値を確認したと見られる銘柄に打診買いを入れる段階と考えます。底値圏で長い陽線を立てたヤクルト(2267)が一呼吸入れて切り返しており、ユニオンツール(6278)は戻り売りに押されながらもプラスをキープしています。また、割り切り対処の宮越HD(6620)は新値を更新し、4ケタに乗せたことで当面の目標を達成しました。いったん手じまって様子を見極めたいと思います。

花咲 翁

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