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円安とETF買い観測で下げ渋る
30日の東京市場は続落ながら、日経平均は99円安と下げ渋りました。フェイスブックの個人情報の不正利用問題を受けた前日の米国株波乱を受け、売りが優勢でスタートしましたが、為替が円安に振れ、後場からは日銀ETF買い観測を支えに下げ幅を縮めました。
イベント通過で買戻しへ
米FOMCを控え様子見気分の強く、東証1部の売買代金は概算で2兆2559億円と薄商いが続いており、まだ予断は許せませんが、いったん底が入ったのではないでしょうか。休日明けはイベント通過でポジション調整に伴う買戻しの動きが予想され、外部環境が落ち着いてくれば、戻りに向かうと見ています。
スマートバリューは休日明けに期待
ピックアップ銘柄ではヤクルト(2267)は続落ながら引けにかけ下げ幅を急速に縮めており、シグマクシス(6088)、ソウルドアウト(6553)は反発に転じました。デイトレ候補銘柄のなかでは神戸天然(6568)は引けは利益確定売りに押されましたが、一時上場初日に付けた高値を抜いており、スマートバリュー(9417)も昨年来高値を更新し、休日明けに期待の持てる強い動きを見せました。
花咲 翁
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