後場どれだけ戻せるかが焦点【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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主力株を中心に売り広がり全面安

 23日午前の東京市場は急反落となりました。日経平均は764円安です。米中貿易摩擦への警戒感から米国株が急落し、104円80銭台まで進んだ円高も重しになりました。機械や鉱業、電気機器など主力株を中心に売りが広がり、東証1部の値下がり銘柄数は2030と全体の98%を占める全面安商状です。

日銀ETFに加え国内機関投資家にも期待

 前日はひとまず底が入った格好でしたが、きょうの下げで日経平均は直近安値を下回ってしまいました。またしても相場は大荒れとなっており、来週に佐川前国税庁長官の証人喚問が予定されるなど、国内政治リスクも抱え、押し目買いは入れづらいところです。ただ、ここまで下げてくると日銀ETFに加え、国内機関投資家も買いに動く可能性があり、後場どれだけ戻せるかが当面の焦点になるでしょう。

暴落相場の赤札銘柄は買い

 ピックアップ銘柄のヤクルト(2267)、スマートバリュー(9417)、シグマクシス(6088)、ソウルドアウト(6553)はいずれも反落しましたが、直近安値を切ることなく、底堅く推移しています。デイトレ候補では材料の出たキーウェア(3799)、カイオム(4583)に加え、自社株買いのシンシア(7782)が逆行高しており、格言通り「暴落相場の赤札銘柄は買い」ということでいいでしょう。ただし、全般相場は下値不安が強く、打診買いにとどめたい考えです。

花咲 翁

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