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主力株を中心に幅広く売りが広がる
23日の東京市場は急反落となりました。米中貿易摩擦への警戒感から米国株が急落し、104円台まで進んだ円高も重しになり、機械や鉱業、電気機器など主力株を中心に幅広く売りが広がりました。
国内機関投資家も買いに動く可能性
トランプ米大統領の対中関税に対しては予想されていたとはいえ、正式調印したことで貿易戦争への懸念が一気に拡がりました。関税に対する交渉は今後、水面下で進んでいくことから、大きな貿易戦争へ発展する可能は低いと思います。加えて佐川前国税庁長官の証人喚問が27日に予定されるなど、国内政治リスクも抱え、押し目買いは入れづらくなっています。ただ、2月の暴落時と異なり、ある程度売り叩かれた水準ですし、ここまで下げてくると日銀ETFに加え、国内機関投資家も買いに動く可能性があり、ここから過度に悲観する必要はないと思います。
週明けも安くスタート
週末23日のNY市場が続落したことから週明けも安くスタートしそうですが、買い場を確認する局面も近づいていると見ています。
中長期視野で狙い場
ピックアップ銘柄のヤクルト(2267)、スマートバリュー(9417)、シグマクシス(6088)、ソウルドアウト(6553)はいずれも反落しましたが、直近安値を切ることなく、底堅く推移しています。中長期視野見れば週明けは買い場が来ると思います。
花咲 翁
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